皆様おはようございます!
今朝もワイドショーを観ていると、
PCR検査について正しい認識を
ご理解していないコメンテーターの方が
居られることに残念な気持ちになります。
PCR検査はご自身のお気持ちを
安心させるための検査ではありません。
本当に必要な方が受けるための検査です。
では、本当に必要な人とは誰なのか?
味覚・嗅覚障害などがある方。
高熱が続く方。
胸部レントゲン検査で肺炎が疑われる方。
代表的なのはこのような症状のあるかたです。
数に限りがある医療機関の病床を確保して、
助けられる命を確実に助けるために
PCR検査があるのです。
しかし、
PCR検査の感度(この検査で解る精度)は
50〜70%の確率。
つまり、30%以上は間違えるということです。
だから感染がかなり疑われている方には
2度3度と繰り返し検査をするのです。
検査技師の方も足りていない状況で、
必要以上に検査をすると
最低3割以上の間違えが出てしまう検査なのです。
感染していない人が感染していると判定されたり(偽陽性)
感染している人が感染していないと判定されたり(偽陰性)
このような状態の方が
病床を占めてしまったり、
街を闊歩することの方が
感染拡大や助かる命を助けられない状況を作ります。
ご自身の
「安心したい」という思いや
「家族や友人にうつしてしまうのでは?」
というお気持ちは凄く理解できますが、
最終的には必要のないPCR検査を増やすことは
大切な身近な人の命を守れないことに繋がります。
先日出された
神奈川県医師会の声明には
私がご説明したことを
実際の現場からの声として出されています。
ご一読いただけたらと思います。
不安な人の声を代弁するかのように
今朝もワイドショーで「PCR検査をもっとやるべきだ!」と
ご発言させるコメンテーターの言葉は
不安な人の心に響きます。
ですが、
不安な心を落ち着かせるには
正しくPCR検査をご理解していただくことが
大切なのではないのでしょうか。
ワイドショーにご出演されているコメンテーターの方には
もう少しお考えいただけたらと思います。
それでは本日もがんばります!!
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