昨日、一昨日と2日連続で私が以前勤めていた
(旧)「日吉整形外科ペインクリニック」時代の患者さまが遊びに来てくださいました。
お二人とも久しぶりの再会で懐かしく、楽しいお話をさせていただきました。
美味しいお土産ありがとうございました。
あの当時、私は毎日無我夢中でした。
リハビリ室勤務でしたが、外来が終わるまで帰れず、
毎日午前様生活でした。(平均16〜18時間労働)
なんでそんなに遅いのかと言うと、夏場は朝4時から患者さまが並び、
冬場でも朝5時から患者さまが並ぶという「行列のできる整形外科」だったからです。
私の恩師である、松浦康文Drはとにかく患者さまに対して
ひたすら誠実・丁寧な対応で、お一人にかける診察時間は最低20分以上、
長い方で1時間近く診察される先生でした。
松浦先生に言われた言葉で今も私の施術スタイルにつながる言葉があります。
「原因があるから結果がある。患者さまは原因を知り結果と原因を治しに来ている。
なんともないです。気のせい。は無い!
自分の力不足、知識不足、経験不足で、患者さまをそのまま返すわけにはいかない!」
あの当時の私に衝撃が走りました。「こんな先生になりたい!」
今までなんとなく忙しい日々を送った自分を恥じました。
松浦先生に言われた日から今日までずっと勉強しています。
私を頼って来院される患者さまの痛みとつらさをどうにかしたいと、昨日、一昨日いらした
患者さまにお会いして改めて気持ちを引き締めました。